ぶるりのCOJ雑記

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学びの庭の利用法

今回は、学びの庭、ならびに種族トリガーの使い道を説明していこうと思う。

最近始めた方が「庭強いのに珍獣以外ではランカーのデッキに入ってない」と言ってたので。
(追記)
この記事は「珍獣以外のデッキへの学びの庭搭載の是非」というテーマである。
少しわかりにくくなってて申し訳ない。


  • 珍獣は弱い
珍獣は率直に言ってスペック自体は最底辺レベルの雑魚である。
なぜ珍重されているのかというと、1コストという軽さ、このゲームにおける横への展開の強さ。
そして、進化ユニットへの相性の良さだろう。
しかしながら、改めて言うが珍獣はスペック自体はゴミ屑そのものである。
故に、その珍獣をサーチしてくるという時点で、学びの庭は少なくとも盤面は改善しないカードだといえよう。

  • デッキ圧縮の必要性の薄さ
このゲームにはトリガーカードで実質的なデッキ枚数を減らすことができる。
それも、3枚だけとかそういうケチな話ではなく、やろうと思えば10枚ぐらいは無理なく減らせる。
これは他のカードゲームプレイヤーにとっては夢のような話だろう。

にも関わらず、実際はデッキ回転に特化したデッキのみがトリガーをもりもり採用している。
他のデッキでは何故トリガーを盛らないのか。

一つは、トリガーは事故要因になりやすいということ。
多くのトリガーは、CIPに反応して発動する。
ということはハンドにユニットがない場合、トリガーをドローで引いてくるのは非常に危険なことなのだ。
特にこのゲームではハンデスが強い為、トップをなるべくユニットにしたいという気持ちは大いにある。
あと、ぶっちゃけこいつのせいでもある。

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無限の魔法石。こいつがあれば、圧縮なんてしなくても平気で好きなカードを持ってこれる。
圧縮とは理想的なカードを手に入れるための手段であり、このゲームはそういう概念から解放されているのである。

  • 種族サーチトリガーのもろさと強さ
種族サーチトリガーには大きな弱点がある。
それは、デッキにその種族がいなければ腐るということだ。
単にユニットを引きたいだけなら事故を回避する意味でも魔道書サイクルで良い。
よって、種族サーチはリスクが比較的大き目である分、そこに求めているものも
普通のトリガーとは変わってくる。
(DOB目当ては除く)
具体的にいうと「混色運用での潤滑油」または「第二効果」のどちらかである。

混色タッチでの潤滑油、というのは簡単で、混色構築の際にサーチユニットがいない種族、もしくは投入しにくい種族のデッキにおける回転率の向上を狙う。
このゲームにおいて、同じ色のユニットがハンドに来る分には軽減として利用することもできるが、別色だとそうも行かない。
なので、その別色カードのフォローに使う。
ぶっちゃけアレだ、四色珍の魔道トリガーな。

「第二効果」は第二効果。
種族サーチトリガーには全て二つ目の効果が存在している。
学びの庭には「珍獣が4体以上いる時2枚珍獣を引ける」効果が備わっている。
実は学びの庭というカード、この効果をアテにして採用されていることが多い。

種族サーチはこのどちらかの効果を狙えないのならば採用されないことが多い。

  • まとめ
結構話が散らかってしまったが、要するに「構築としてそもそもドロートリガーは入らない」「入るにしても庭は弱い」となる。

このゲームはオーバーライドというシステムもあるので、わざわざウインナーをサーチしてくるための庭を入れるかって言われると微妙なところがある。
サーチャーを多めに入れておけばオーバーライドとトップで何かしらは引いてこれる。と思う。

まーただ裏返すと魔法石ない場合のデッキ圧縮の選択肢としては悪くないと思うし、いいんじゃないすかね。
ただ、やっぱ魔法石ある人たちはどうしてもそういう構築になるよね。みたいな。
そういう、フワッとした話でした。


以上。