大会ルールの思考

今日は侍を握ったけど、そんなに勝てなかった。

無理やりホワイトバニーとかつっこんでBにしてるからだと思う。

大人しくドリアード入れとこwみたいなとこはあった。

侍は元来から「チェインフレイムで全員死ぬ」という欠点を持っていたが、そこに秩序の盾を入れることで盤面をある程度保つことが出来るのは強い。

環境のインフレをテーマと合わせて最大限生かしている今の侍デッキは非常に安定感がある。

特に、赤沖田は「全盛期のアザゼル」とまで称されているという噂があるぐらいには、強さがある。

ただ、相変わらずチェインフレイムやら毘沙門やらに弱いので、そこをプレイングでカバーできるかどうかが腕の見せ所。

並べれば強いデッキだけに、リセットされた時にどうするかという展望を持ってハンドを作っていくことが大事なように感じた。

MoA、もうすぐだ。

私は落選したし、キャンセル待ちするエネルギーもないので、結果だけ聞いて満足しようかなと思っている。

それにしてもなかなか面白いレギュレーションだ。

全然環境違ってくると思う。

MoAが全国と大きく違う点を挙げていこう。

• サイドデッキ使用可能
• 対戦相手の使用カードリスト閲覧可能
• 相手のジョーカーも閲覧可能
• デッキ構築は180秒

サイドデッキといっても、このルールにおいては単に「45枚のカードを選び、その中から40枚のデッキを組む」だけに過ぎない。

しかし、この5枚の中に特定のメタを突っ込むことが出来るのは大きい。

このゲーム、メタカードはやたらと充実しているため、自分が苦手とするデッキタイプに対するメタを簡単に張ることが出来るだろう。

相手のデッキ、そしてジョーカーもメタを貼ることが出来る。

全国でポイントは低いものの、このルールで強力なメタカードとしては、アルカナブレイクが挙げられるだろう。

全国では腐るリスクから使われることは少ないカードだが、このルールだと話は別だ。

相手が遅くて強いジョーカーを選択しているなら、発動すらさせないというのは一つの選択肢になる。

逆に、自分が遅くて強いジョーカーを使用する場合、このカードで妨害される恐れがある。

謀略の祝杯も強力だろう。

ミイラくん1回で3ドロー出来るのだから、弱いはずがない。

ただ、ドローしてそれからどうにかするビジョンは必要だし、読み切られてミイラくんで謀略発動からディナーで結局大して変わらない、とかもある。

上手く相手のディナーに合わせていきたい。

もちろん、人の業、弱肉強食、神の杯といった全国で見るメタも使用されるだろう。

デッキ構築時間は180秒であることは気をつけるべきだ。

これは通常の筐体での構築時間と同じだが、目当てのカードが見つからなかったりするとすぐ終わってしまう短さである。

特定のデッキに対してどのような構築にするか、ある程度決め打つことは必須だと思われる。

さて、以上の大会ルールを考慮すると、強いのは

• メタられにくい
• 使うジョーカーがある程度早い
• 相手のメタを張りやすい
  

デッキであると推測される。

例えば例に挙げた侍は、焼きと除去が怖いのだから、神の杯と人の業あたりをサイドに仕込んでおいて、青は頑張って武蔵出して殺す、みたいな感じか。

ただ、侍は使うジョーカーがインペリアルクルセイドであるから(個人的一般論)そこだけが不安要素ではある。

別にインクルが無いと勝てないデッキタイプではないが、インクルの決定力は高い。

このルールでの強いデッキに当たるのは恐らく「スピム祈り御供」だと思う。

そもそもの話になってくるが、このゲームで最も止めづらいというか停止不可能なのは「相手の場全消滅からのスピム連打」である。

これを止めることが出来る手段は、今のところハンデスしかないのではなかろうか？

この最強コンボにメタも何もない。せいぜい、消滅に合わせてカードをドローするぐらいしか相手にできることはない。

祈りと合わせれば最早悪夢ですらある。

この手のデッキは概ね盤面を無視するか、さもなければ蠅魔王剣と人身御供で更地にするかの二択であるからして、メタを張るという必要性が薄いというのも強い。

また、ジョーカーに良く使われるライズアンドシャインはそこそこ早いため、アルカナブレイクによる妨害も軽い被害で済むだろう。多分。

ただ、このデッキタイプは先攻で強く後攻で弱い為、そこだけが問題であろう。つまり、ジャンケンの勝敗こそが予選突破、並びに200万円の鍵である。

冗談は置いておいて、レギュレーションを見る限りでは、デッキの構築は先攻後攻決定後だと思われるため、後攻用の構築と先攻用の構築でデッキを分けるとそれなりに強いのではないだろうか。

どう分けるかは分からないが！！！

後攻に投げて強いしテューポーンでも入れるか？

とにかく、絶対アルカナブレイクを見た環境になるから、時矢くんは可哀想な使用率になると確信している。それだけ言いたかった。

以上。